① 抗菌寿司カバーを推奨するポイントとその理由
細菌やウイルス、真菌などの微生物は肉眼では見ることができませんが、あらゆるところに存在します。例えば、空気中に微生物が存在していると、食品に付着してしまいます。その後、微生物は食品の中で増殖し腐敗させて食中毒の危険性が高くなります。そのため、「抗菌寿司カバー」があることにより「抗菌寿司カバー」無しの状態よりも微生物の付着を大幅に防ぐことができます。
② 蓋に触らず開閉できる接触感染予防の仕組みの有効性についてどのようにお考えになりますか?
「抗菌寿司カバー」があることにより、微生物が食品へ付着するのを大幅に防ぐことができるのですが、「抗菌寿司カバー」を直接手で触ることで、「抗菌寿司カバー」の表面に付着した微生物が手に付着してしまいます。その手が口、鼻、眼に触れてしまうと、粘膜より体内へ微生物が侵入し、感染症を引き起こす危険性が高くなります。そのため、蓋に触らず開閉できる接触感染予防は大変重要であり有効です。
③カバーだけでなく、時間管理と平行して対策していることの相乗効果について、どのようにお考えになりますか?
微生物の種類や生育に適した条件によって増殖する速さなどは異なりますが、食品へ微生物が付着してしまうと食品内で増殖していきます。つまり、時間が経過するに伴い食品の腐敗が起こり、食中毒の危険性が高くなります。そのため、「抗菌寿司カバー」と時間制限管理システムを行うことで、よりいっそう安全な食品をお客様に提供することができます。
④コロナ禍における飲食業界で、外食する際に重要視するポイント、飲食店側がすべき取り組みとはどういったことが考えられるでしょうか?箇条書きなどでも構いませんので思いつくものをご記載下さい。
- ・利用者および従業員のマスク着用を徹底し、こまめな手指衛生に努める。
- ・利用者同士の席ができるだけ離れるように間隔を置く。
- ・利用者間の席にパーテーションなどを置き、接触飛沫感染予防を行う。
- ・できるだけ対面を避け、対人間隔を確保する。
- ・扉や窓を開け、定期的に室内の換気を行う。
- ・入場制限や滞在時間の制限などを設けて、3密を避ける。
- ・利用者が食事をする際、マスクを外すことになるが、そのマスク表面に付着した微生物により感染が拡大しないよう、外したマスクをテーブルや椅子の上に置かずに、マスク入れ袋などを用意する。
- ・マスクを外す際はマスク表面を触らずに、紐の部分を取ってマスクを外すようにする。
- ・会計の際は、利用者の混雑を避けるように工夫する。例えば、間隔を保って並ぶ、テーブルでの会計を行うなど。
- ・バイキングや大皿などの料理を提供する際は、食品に抗菌カバーを装着し、食品に微生物が付着するのを予防する。
- ・従業員が出勤する前は、毎日体温測定を行い、発熱や体調不良が認められた場合は、出勤停止をさせるようにする。
- ・利用者が入店する際は、体温測定やサーモグラフィーなどを行い、熱があるとみなされた者は入場制限を行うなどの措置を検討する。
⑤他の回転寿司チェーンや飲食店でも、抗菌寿司カバーのような仕組みを採用すべきと思いますか?
「抗菌寿司カバー」や時間制限管理システムを導入することで、お客様により新鮮で安全な食品を提供することができます。他の回転寿司チェーンや飲食店でも採用のご検討をお願いしたいと思います。
閉じる