“リアルに回す”回転寿司「行きたい」が過半数、消費リードの20代は7割選択
リアルならではの新たな体験価値の提供を目指し
2024年事業戦略コンセプト「回転寿司のニューリアル」策定
「グローバル旗艦店 銀座」&ユニクロ初コラボ
2025年「大阪・関西万博」出店コンセプトを発表!
回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司株式会社(代表取締役社長:田中邦彦、所在地:大阪府堺市)は、今期の事業戦略コンセプト「回転寿司のニューリアル」に加え、2つの新施策と来年開催の「大阪・関西万博」店舗出店コンセプトを4月24日(水)に発表いたしました。
外食産業全般がコロナ禍を経て、人流の回復などにより好調に転じてきており、食のトレンドとしては、「リアル回帰」の基調にあります。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大や外食における迷惑行為の影響など、消費者の安全面への意識の高まりから、大手回転寿司チェーンで、全店において「回転ベルトでお寿司を流している」のは、寿司カバーを導入しているくら寿司のみであるのが現状です。
そのような中で、当社実施の消費者調査*1によると、全体の過半数(52.7%)の方が、「回転ベルトでお寿司を流す回転寿司店を利用したい」と回答。特に、消費をけん引する20代は、約7割(65%)が選択し、「リアル回転寿司」に対する高い需要と期待を実感しております。
コロナ禍を経た今、食のトレンドとして「リアル回帰」が叫ばれている中、元へ戻るのではなく、一歩前へ進んだ回転寿司の新しいフェーズとなる「ニューリアル」を時代が求めていると考えます。そこで当社は、「リアルならではの新しい体験価値」を創造し、より進化した回転寿司の楽しさをお客さまに提供することを目指し、新コンセプト「回転寿司のニューリアル」を策定しました。今期、くら寿司は本コンセプトをもとに、様々なチャレンジを推進します。
1つ目の施策として、訪日外国人観光客数の増加により、世界中の美食家が集う銀座に“江戸町エンターテインメント”をコンセプトとした、「くら寿司 グローバル旗艦店 銀座」を2024年4月25日(木)にオープン。歌川広重の浮世絵に描かれた、特別な日に賑やかに集う江戸の町人文化の世界観をリアルに再現した3つの屋台やくら寿司史上最長の回転ベルト(123.14m)を備えました。
2つ目の施策として、「グローバル旗艦店 銀座」と同じ「マロニエゲート銀座2」に入居するユニクロとの初めてのコラボレーションを実施。国内グローバル旗艦店限定で、「ユニクロ×くら寿司」のロゴが一緒になった特別コラボ限定ロゴ「ユニくら」を記念し、コラボメニューをご提供するとともに、マロニエゲート銀座2にある“UNIQLO TOKYO”と、ネット購入もできる“UTme!マーケット”で、コラボTシャツなどを販売。海外でも人気を誇る二つのブランドによるコラボ企画を展開いたします。
また、 2025 年開催の「大阪・関西万博」に出店予定の「未来の回転寿司」のコンセプトとして、「回転ベルトは、世界をひとつに。」を発表。昨今、世界中で解決が困難な社会的課題があふれる中で、「始まりも終わりもない、回転ベルト」で結んだ回転寿司店を通じ、万博に訪れた世界中のみなさんがひとつになって、楽しい食体験を提供したい、という願いをコンセプトに込めました。このコンセプトを体現する店舗を目指し、今後、計画を進めてまいります。
*1 全国の20代〜60代の男女474人を対象としたインターネット調査
■消費者調査:全体52.7%、20代65%が「回転ベルトでお寿司を流す回転寿司を利用したい」と選択
当社が全国の20代~60代の男女474人の生活者を対象に実施した独自調査によると、半数以上の方が、「回転ベルトでお寿司を流す店を利用したい」と回答。特に消費をリードする20代は約7割(65%)の方が選択するという結果が出ています。そうした結果から回転ベルトでお寿司を流すリアル回転寿司は、お客様のニーズに応えており、勝機があると考えます。
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の20代~60代の男女474人(人口構成比で割り付け)
調査期間:2023年10月
■「20代男性」が76.2%と最も多く、「お寿司が流れていない回転寿司店」と3倍以上の開き
性年代別では20代男性(76.2%)が「回転ベルトでお寿司を流す店を利用したい」として最も多く回答。「回転ベルトにお寿司が流れていない回転寿司」(23.8%)を選択した方の割合と比較すると3倍以上の開きがありました。
※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
■回転ベルトにお寿司が流れていない回転寿司店を利用したい理由は
「回転ベルトにお寿司が流れていない回転寿司のお店を利用したい理由」として、1位「迷惑行為がされづらく衛生的だから」(48.1%)、2位「回っているものは古く、注文すれば新鮮なお寿司を食べられるから」(41.6%)、3位「自分が好きなネタしか食べないから」(35.5%)などが挙げられています。
対して、くら寿司では、AIテクノロジーを活用した「新AIカメラシステム」を導入することで、カバーの不審な開閉を検知し、迷惑行為を防止しているほか、「抗菌寿司カバー鮮度くん」により、衛生面での安全性向上にも対応。そして、回転ベルトだけでなく注文専用レーンも備えた「二刀流回転寿司」であり、これらすべての課題に対応しています。
回転ベルトにお寿司が流れていない回転寿司のお店を利用したい理由
「ニューリアル」施策①「グローバル旗艦店 銀座」オープン
世界屈指の美食家と多くの外国人観光客が集う街である銀座に、「くら寿司 グローバル旗艦店 銀座」を2024年4月25日(木)にオープンします。
同店舗は、”江戸町エンターテインメント”をコンセプトに、インバウンドのニーズにも対応しています。これまでのグローバル旗艦店同様、日本を代表するクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏がプロデュース。歌川広重の浮世絵に描かれた特別な日に賑やかに集う江戸の町人文化をイメージした、花火が打ちあがる空間「くら小江戸」を設置し、「寿司」「天ぷら」「団子」の屋台が立ち並びます。3つの屋台では、お客様のお席でご注文いただいてから調理し、出来たてをご提供します。また、くら寿司史上最長の回転ベルト(123.14m)を備え、リアルな回転寿司をお楽しみいただけます。
「ニューリアル」施策②日本を代表するアパレルブランド、ユニクロとコラボした「ユニくら」
「くら寿司 グローバル旗艦店 銀座」と同じマロニエゲート銀座2にグローバル旗艦店を出店しているユニクロと初めてのコラボキャンペーンを、オープンに合わせて4月25日(木)から期間限定で開催します。今回のコラボのために特別に佐藤可士和氏がデザインした「ユニクロ×くら寿司」のロゴが一緒になった特別コラボ限定ロゴを記念して、オリジナル商品を販売。また、コラボグッズのプレゼントキャンペーン等を実施いたします。
2025年「大阪・関西万博」くら寿司出店コンセプトを発表!
「回転ベルトは、世界を一つに。」
~One World, One Conveyor Belt~
くら寿司は、2025年開催の「大阪・関西万博」に「未来の回転寿司」の出店を予定しており、コンセプトとして、「回転ベルトは、世界を一つに。」を発表しました。昨今、世界中で解決が困難な様々な社会的課題があふれています。そんな中で、「始まりも終わりもない、回転ベルト」で結んだ回転寿司店を通じ、万博に訪れた世界中のみなさんがひとつになって、楽しい食体験を提供したい、という願いをコンセプトに込めました。このコンセプトを体現する店舗を目指し、今後、計画を進めてまいります。